「社長」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。責任感が強そうで、恐れ多い存在?話なれなくて緊張する存在?
そんな社長という存在を身近に感じてもらうためのイベント【就活スクール】を先日開催しました!
就活スクールってどんなイベント?
就活スクールは、11月~2月にかけて岡山県内の4社の企業の社長さんに月1回お越しいただき、社長になった経緯や仕事にかける想い、経験を通じて変化した考え方などをお話しいただく企画です。
信念を持って事業に取り組まれている社長の方々のお話を聞き、参加者である学生の皆さんに「こんな考え方いいな」「これから頑張ろう」と一歩前向きになってもらうことを目的に実施しています。
初回は(株)山田車輌の山田克浩社長
第一回にお越しいただいたのは、岡山県倉敷市でトラック・建機の海外輸出事業などを展開されている(株)山田車輌の山田克浩社長です。
就活スクールのイベント案内には、山田社長の紹介が次のように掲載されています。
講話では下記のテーマに沿ってお話ししていただきました。
- 会社の紹介
- 社長になった経緯
- 襲ってきた苦難と対処の仕方
- 変化したこと
- 大事にしていること
- 経験を通じて感じたこと(苦難に対する見方など)
- 今後のビジョン
- これから就職・就活をする学生さんに伝えたいこと
物事をニュートラルに受け止められるようになった
紹介文でも少し触れている通り、山田社長は先代の社長が急逝され、予想よりも早く社長という立場になられました。
そのため、社長として必要な知識や経営の仕方、社長としての社員とのコミュニケーションの取り方などを、必要となったその時に一つ一つ試行錯誤で学ばれていったそうです。
「変化したことは?」というテーマの中では、「図太くなりましたね」という一言からお話が始まりました。
社員から社長という急な変化があり、何千何億というお金を扱う新しい立場での様々な経験を通して、「失敗しても命が取られるわけじゃない」と、何かピンチになるようなことが起こっても、物事をニュートラルに捉えられるようになられたそうです。
また、数年前から身体を鍛えはじめたことからも仕事への変化があり、ストレス耐性がよりついたとの実感があるというお話もありました。
社長に直接質問ができる交流座談会
お話の後は、学生さんから山田社長へ自由に質問してもらえる時間を取りました。
- 人を雇うのに何を一番重視していますか?
- 仕事で行き詰っている時の立ち直り方、モチベーションの上げ方は?
- どんな動き方をしていたら社長になれるのか?
など、皆さんそれぞれに気になることを質問してくれました。
回答の中には、「欲しがる人が多ければ多いほど、提供できるものが少なければ少ないほど市場価値が高い」「違う見方ができる人がたくさんいることは会社にとって力になる」など、心に残しておきたい言葉もたくさんありました。
参加した学生さんの感想
知識をつけることと、自分がやりたい軸を定めなければならないと感じました。
人財育成に力を入れているとのことで、これからも企業に入社後も学ぶ姿勢を大事にしていきたいです。社長の経緯も知る機会はめったにないことなので、得るものが多かったです。
とても話しやすい雰囲気の社長さんであって、落ち着いた気持ちで聞くことができた。
社長になる前となった後では、ストレス耐性がつきニュートラルな視点が身に付いたことを知った。
社長も同じ人間だった。自分も図太くなりたいと思った。
必要にせまられてからの勉強でもいいのかなと思えた。そのときうまく勉強できるように、今のうちから勉強の仕方を学ぶのもありかなと思った。
社長の話は聞けることが滅多にないので、貴重な体験ができてとても良かった。
社長という職についている人とは、どんな人だろうと思っていたが、普通の人と変わらない一生懸命な人なんだなと思った。業界研究の大切さ、企業の求める人材の特徴、これから勉強しておくべきこと(お金の流れ等)いろいろ話をきけたので、今後も参考にしていきたい。
思っていたよりも若い方で驚きました。
印象的だったのは、「いかに自分が価値がある人間かアピールすること」「どこにいても自らの価値を提供できる人間になること」「協調性がすぎると同化してしまう」という言葉です。就活セミナーで学ぶこととは一味違い、心に残りました。
次回は12月5日(水)開催予定!
第2回の就活スクールにお越しいただくのは、ダイシン電機(株)の藤井社長です。藤井社長のキーワードは、【こだわり抜く】【決断力】【ブレない信念】。
配電盤という建物ごとに一つ一つ異なる製品を作り続けられている藤井社長の凜とした姿勢、冷静に判断されて会社を導いている存在感はとても魅力的です。
まだお席がありますので、参加希望の方はこちら(こくちーずプロ)からご連絡ください!ODL就活Café登録生の方はLINE@からもお申し込みいただけます。
また、今回お越しいただいた(株)山田車輌さんは、こちらでも紹介しています。