3月に入り、これから説明会や面接に挑む学生さんが多いかと思います。そこで今回は、1月20日に開催したステラボの様子について皆さんにお届けします!
テーマは『印象がいい学生の特徴』
今回のステラボのテーマは、『印象がいい学生の特徴って何?企業目線で見る響くポイント』でした。
ODL就活Caféに足を運んでくれている学生さんの中でも、今年はインターンを通じて早期選考に進んでいる最中だという人が多くいました。そうした意味では、昨年よりも早い段階で面接を意識するようになってきていると感じます。
面接を受けるときに、自分が企業にどんな印象を与えているのか、どうしたら良い印象に帰ることができるのか、ほとんどの人が気になりますよね。
今回参加してくれた学生の皆さんも、「面接官に良いなと思ってもらいたい」「面接で話すことに慣れたい」といった参加の動機を語ってくれました。
面接で企業が見ているもの
初めに、企業が学生さんを見る時にどこを見ているのかについて説明していきました。
企業が見ているものには、大きく分けて以下の2種類があります。
- どの企業にも共通に言えるもの(この人と一緒に働きたい!と思えるかどうか)
- 企業によって異なるもの(自社が求める人物像にどれだけ近いか)
「この人と一緒に働きたい!」そう思わせるには、どうすればいいのでしょうか?
皆さんも普段の生活の中で「この人ともっと仲良くなりたい」「一緒にいて楽しい」という人がいると思います。その人をイメージしていただくのが一番の近道だと思います。
皆さんの頭にパッと思い浮かぶ人は、どんな人ですか?私は「笑顔が素敵で、人の話も親身に聞いてくれる人」が真っ先に思い浮かびました。それらの特徴を一言で表すと、「感じのいい人」になるのではないかと思います。
「感じのいい人」が好まれるのは、企業から見ても周囲に良い影響を与えてくれそう!と思うからなんです。
印象の良さはどうやって決まる?
では、企業からの印象は具体的に何によって決まるのでしょうか?
まず、インターンシップや会社説明会、選考といった就職活動では《第一印象》が非常に重要となります。そしてこれは、言語情報よりも非言語情報(身振りや表情、服装など)の方が伝わりやすいと言われています。
視覚情報は表情、姿勢、身だしなみ、聴覚情報は声のトーン、滑舌の良さ、声の大きさなどですね。
協力して良い点を真似し合うワーク
これらを踏まえて、前半のワークではそれぞれ自分がどの程度できていると思うかを4段階評価で客観視してもらいました。
- 生き生きとした表情や反応ができているか
- 背筋を伸ばして座ったり立ったりできているか
- 清潔感のある身だしなみができているか
- 明るい声のトーンで話せているか
- ハキハキとした滑舌で話せているか
- 聞こえやすい声の大きさで話せているか
そして、お互いにつけた評価を共有し、「自信がない」をつけた人から「出来ている」をつけた人へより良くするためのコツを教え合ってもらいました。
思った以上にバラバラでしたが、共通点としては、視覚情報(表情・姿勢・身だしなみ)に比べて、聴覚情報(声のトーン・滑舌の良さ・声の大きさ)に自信がない人が多かったこと。
昨今の採用活動を通して見ていても、視覚情報の中でも姿勢や身だしなみはできている人が多く、視覚情報の表情と聴覚情報の声のトーンやハキハキ話す滑舌の良さで印象の差が出ている人が多いように感じます。
だからこそ自分が伸ばす項目を認識し、普段から意識して実践することができれば、大きな武器になりますね。
第一印象を覆すもの
さて、ここまでで企業からの最初の印象は視覚情報と聴覚情報に大きく影響されるという話をしてきました。しかし、採用活動における面接の場では、もちろんそれだけで合否が決まることはありません。
第一印象は面接を通じて良い方に覆すことができます。
どうやって覆すかというと、先ほど出てきたメラビアンの法則の中の言語情報が登場してきます。つまり、面接で何を話すかによって、少々第一印象で評価が低かったとしても十分挽回することが可能なのです。
では、どんな話の内容が第一印象を覆すほどの効果を発揮するのでしょうか?
最も効果があるのは、「質問の意図にあった返答を行っていること」です。
面接でよく聞かれる質問というものがありますね。
今回はそれらを使って、面接官がその質問を通じて何を知りたいと思っているのか?を参加者の皆さんに考えてもらいました。
これを読んでいる皆さんもぜひ考えてみてください。
これらの質問を面接官が行うのは、何を知りたいからでしょうか?
- 他社の選考状況はどうですか?
- 学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?
- 挫折・失敗経験について教えてください
- 10年後の自分はどうなっていたいですか?
- 就活の軸はなんですか?
それぞれの答えはこのようになります。
- 他社と比べて、自社の志望度はどうか
- 物事への取り組み方はどうか、経験を通してどんな力が身についたのか
- 入社後、壁にぶつかったときにどう向き合うだろうか
- 自社で活躍しているイメージが湧くか
- どんな基準で自社を選んだのか、なぜ自社でないといけないのか
面接官が何を知りたくて質問しているのかを考えることによって、それに合わせた対策を練ることができます。戦略の1つとしてぜひ活用してみてください。
参加した学生さんの感想
・面接などでの第一印象の持たれ方で、どのような所を見られているのかということについて知ることが出来た。自分は何が出来ていて何が出来ていないのかという事など、自分の事を知ることが出来た。
・自分が意識することが明確になった。 質問の意図を知ることが出来て満足です。
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