2021年に新卒採用を行う岡山・広島の企業さんを招いて開催した「学生と企業の緩やか座談会」。
今回は、株式会社ピュアボックスさんの座談会三回目(最終回)の様子をお伝えします!
※本イベントは緊急事態宣言発令前の4月9日に開催されたイベントです。新型コロナウイルスの感染拡大防止に注意した上で開催いたしました。
ドッグフードの製造・企画・販売を行うピュアボックスさん
ピュアボックスさんは岡山市中区に会社をかまえ、ドッグフードの製造・企画・販売を行っている企業さんです。
「ペットの食環境向上」という使命のもと、こだわりのドッグフードや独自のビジネスモデルを展開し、全国にファンのお客様がいらっしゃるんだそうです。
今回はそんなピュアボックスさんから、創業者でもある代表取締役の淺沼さんと、採用担当の蓮池さんにお越しいただきました。
一方学生さんは、岡山県内や県外の大学から6名の学生さんにご参加いただきました。
前回・前々回の座談会の様子もアップしているので、良かったらこちらもご覧ください!
初のリモートで同時開催
今回は新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた4月上旬に開催しました。
私たちも最後まで開催するかどうか検討しましたが、「過去2週間以内に当時緊急事態宣言が発令されていた都市部への移動歴がある学生はリモート参加」という決断をいたしました。
今回は5名の学生さんは条件に該当しなかったため、ODL就活Caféセミナールームに直接お越しいただき、対面での開催となりました。
ただ1名の方は条件に当てはまっていたためリモートで参加。
「学生と企業の緩やか座談会」で初めてリモートでの開催となりました。
特にピュアボックスさんは商品をたくさん持って来てくださっていたので実際に手に取って見られないのは残念でしたが、その分カメラに映して見てもらうなど少しでも会社の理解が深められるよう心がけて開催させていただきました。
中小企業だからこその良さ
今回もたくさんの質問が学生さんたちから挙がりました。
いくつか企業さんの回答とともに紹介させていただきますね。
親会社がない利点は?
ピュアボックスさんは社員数が十数名の中小企業です。
親会社を持たないメリットとして、「親会社の意向に沿わないといけない、ということがない」と淺沼社長。
自分たちのやりたいことを追求し、お客様に喜んでいただけるビジネスが確立されているんだなと改めて感じました。
入社して良かったことは?
これは採用担当の蓮池さんへの質問です。
蓮池さんがピュアボックスさんに入社を決めた経緯は「タイミング」「ご縁」だったそうですが、入社後に「この会社に入って良かったな」と実感する機会が多いそうです。
その例として、学びたい意欲があればサポートしてもらえる環境があるということ。
困ったときに仲間が助けてくれる環境がピュアボックスさんにはあります。
他の会社での仕事も経験された蓮池さんは、「なかなかこういう環境はつくれない」と教えてくださいました。
仕事のやりがいは?
何よりのやりがいは、「自分たちが取り組んできている事業内容がお客様に理解してもらえること」だと淺沼社長は仰っていました。
淺沼社長はじめ、ピュアボックスさんには犬を飼っている社員は少なく、創業当初は「犬を飼っていないのにそんなビジネスができるのか」と厄介払いされた経験もあるんだそうです。
ですが見方を変えると、犬を飼っていないということは、常識にとらわれない新しいことができるということですよね。
また中小企業だからこそ、開発から販売まで一貫してビジネスができ、直接お客様の声を聞くことができる。
お客様の喜びの声が聞けることが何よりのやりがいではないでしょうか?
会社の弱みは?
淺沼社長曰く「弱みは言い出したらきりがない。大事なのは弱みと向き合い自分自身を変えていくこと」ということでした。
弱みがない=現状に満足しているということではないでしょうか。
つまり弱み(課題)がないと成長することもできないと思います。
ピュアボックスさんは常に弱みと向き合い、克服するために日々動いているんだなと感じました。
これは企業だけでなく、個人にも言えることだと思います。
参加学生の感想
- 今まで見てきた企業の中でも、最も社員の意見・気持ちを大切にしてもらえる職場環境であると感じました。これからの成長に期待が持てる・可能性がまだまだ広がりそうである点に魅力を感じています。
- 本物の商品を見ることでピュアボックスさんの商品への工夫などをたくさん知ることができました。コロナの影響が多々ある中参加できて良かったです。
- 普段、犬に何気なく与えているペットフードもよく考えると何からできているのかと考えたこともありませんでした。企業の細かい説明とペットフードについて改めて考える機会となりました。
- 印象に残っていることは、人も食べれることで犬にも人間と同じように扱い対応していることが良いなと思いました。
- 今回、「自分の可能性にフタをしているのは自分である」という最後の言葉が1番印象に残りました。この言葉を聞いて自分の良いところを伸ばしていけるような考え方でやっていこうと思うことができました。また、自立型組織という素敵な言葉を初めて聞いたのですが、社会人として責任感を持った仕事ができるところが魅力的だなと感じました。