基礎からおさらい!敬語のあれこれ~ステラボ~

アップが遅くなってしまいましたが、2月3日に第8回目となるステラボが行われました!

就活解禁一ヶ月前となった今回のステラボのテーマは「この言い方、大丈夫?不安を安心に変える敬語の超基本講座」です!

合同業界研究セミナーや冬のインターンシップ、早いところは早期選考などが行われ、今の時期学生さんが企業の方と直接話す機会はかなり増えていると思います。

企業さんと話す際に欠かせないのがこの「敬語」ですが、上手く話せない方や間違って使っている方も多いのではないでしょうか?

ステラボに参加してくださった学生さんも、「咄嗟にタメ口や間違った敬語が出てしまったらどうしよう」という不安を抱えていました。

せっかくの企業さんとお話をする機会ですから、良い印象を持たれたいですよね…。

今回は、そんな敬語を基礎から学ぶ+就活の場面を想定した実践ワークに取り組むの二本立てでお送りしました!

社会人に必要な言葉づかい

社会人に必要な言葉づかいは【丁寧な言い回し】【正しい敬語】で構成されています。

それぞれいくつかポイントがあるので見ていきましょう!

丁寧な言い回し

 ポイント①語尾を「です・ます」にしてしっかり発音する

これはほとんどの人ができているのではないかと思います。

しかし、よくありがちなのが、この語尾までをしっかり発音できていないことです。

例えば「私はこのように考えるのですが………」と言われると、曖昧で自信がなさそうな印象を受けませんか?

「私はこのように考えます」とはっきりと言い切る方が、印象は格段に良いですね。

最初に結論を話す英語とは違い、日本語は一番伝えたい結論の部分を最後に持ってくる構成です。

その結論の部分を聴き手の意識にしっかり植えつけるためには、やはり「語尾」の発音は重要ですね。

 ポイント②普段づかいの言葉を丁寧にする

親しい人と話す時に使う言葉が、そのまま目上の人との会話に出てしまうことは多くあります。

例えば「あっちにいました」「これはいかがいたしましょうか」「誰でしょうか」「さっき終わりました」など、これらの言葉は一見丁寧に聞こえますが、フランクな言葉が入っていますね。

「あっち」は【あちら】、「これ」は【こちら】、「誰」は【どなた】、「さっき」は【先ほど】など、丁寧な言葉に変換していきましょう!

今回のステラボでは、「ビジネス言葉変換ワーク」として、学生さんに取り組んでもらいました!

最後に答え合わせをしたところ、学生さんの多くがほとんど正解していました!

次は、目上の人と話す際に自然にビジネス言葉が使えるよう慣れていくことが大事ですね。

 ポイント③肯定的な表現をする/TPOで使い分ける

そもそも丁寧な表現や敬語というものは、お互いに気持ち良く過ごせるように思いやる表現です。

話す際には、進んで肯定的な表現を使っていきましょう。


正しい敬語

さて、ここからはテーマにもある通り正しい敬語に入ります。

敬語自体は義務教育で勉強しているかとは思いますが、実際に敬語を話す時に「尊敬語」や「謙譲語」を意識することはあまりないですよね。

ここでは敬語のおさらいをしていきましょう!

上の図を見てみると、尊敬語と謙譲語の2つは「置き換え型」か「付け足し型」のどちらかであることが分かりますね。

 ポイント①敬語の主流は付け足し型!

図にある「言う ⇒ おっしゃる(尊敬語)」、「言う ⇒ 申す(謙譲語)」のように、全く形が変わってしまうのが置き換え型です。

その点、付け足し型は「読む ⇒ お読みになる(尊敬語)」、「届ける ⇒ お届けする(謙譲語)」のように、元の動詞の形が残っています。

敬語の主流の形は後者の付け足し型となります。

画像の通り、その動詞をそれぞれの形式に当てはめてみてください。

うまく当てはまらない場合は、全く違う形の置き換え型ですね。

例えば、『見る』の尊敬表現は【お+『見る』+になる】、謙譲表現は【お+『見る』+する】…でどちらもうまくはまらないですよね。

この場合、見るは置き換え型になり、尊敬表現は『ご覧になる』で、謙譲表現は『拝見する』になります。

ポイント②敬語の使い分け方

相手に向ける、相手を立てる表現が【尊敬語】

自分が使う、自分がへりくだる表現が【謙譲語】です。

分かりやすく言うと、相手が主語の行動には尊敬語を使用し、自分が主語の行動に関しては謙譲語を使います。

例えば、「社長が話す」という文章は立てる相手である社長が主語のため、『話す』を尊敬語に直します。

先ほど説明した付け足し型にはめてみると、【お+『話す』+になる】=『お話しになる』に形が変わりました。

すなわち、「社長がお話しになる」が正しい敬語表現です。

では、「私が見る」という表現はどうでしょうか?

これはへりくだる自分が主語のため、『見る』を謙譲語に直します。

先ほどのポイント①でも出ましたが、見るの謙譲表現は『拝見する』ですので、「私が拝見する」が正しい表現となります。

普段から使ってみることが最善の勉強方法!

今回のステラボでは、スライドを使って見せるものは最小限にし、学生さん同士話しながら行えるワークを中心に行いました。

ワークの内容も、学生さんにとって今後起こるかもしれない「企業への会社見学のアポイント」や「会社訪問当日の振る舞い」など、場面を絞って行いました。

色々覚えることはありますが、何よりも実際に使ってみることが一番!

私もきちんと敬語が身に付いたのは、日常で敬語を使うようになった社会人からですが、やはり今でも間違えますし、もっと学生時代からきちんとしておくべきところだったと思います。

「学生だからまだいいや」と思うかもしれませんが、就活になると大きな差になってきます。

普段から使うことで、本番の場面でもスムーズに口をついて出てくるようになりますよ。

ステラボの最後の感想共有では、学生さんも早速敬語を使って喋ってくれました!

ステラボ次回予告

次回のテーマは「自分には何が合ってるの?これならできるかも!が見つかる自己分析」です。

いよいよ就職活動の本格スタートが間近に迫り、企業検索を進める人も多くなってきました。

その中でも自分に合った職種や企業を選ぶには、どんな視点から自己分析を行っていけばいいのか?といったことをお伝えします。

今期最後のステラボ!今週開催です!

日程

2020年2月21日(金)17:00~19:00

受付開始 16:30~

会場

ODL就活Café セミナールーム

テーマ

自分には何が合ってるの?これならできるかも!が見つかる自己分析

参加費

無料

服装

私服

お申し込み

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ステラボ ブログ記事

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