何に左右されるかではなく、何を選ぶか。オーディーエル座談会(第一回)

「どんな質問でも訊いてOK!」をコンセプトに、岡山・広島の企業さんを招いて開催している「学生と企業の緩やか座談会」。

今回は、座談会運営企業でもある当社、株式会社オーディーエルの座談会一回目の様子をお伝えします!

オーディーエルって何をする会社?

株式会社オーディーエルは、岡山県の中小企業様を中心として、採用と人材育成を一貫してサポートしている企業です。特徴としては、マイナビやリクナビのような媒体を持っておらず、新卒採用を行う企業さん1社1社の内部に入って、採用手法のコンサルティングに入っていることがあります。コンサルティングと合わせて、採用に伴って発生する事務作業の代行(アウトソーシング)も行っています。

 

もともとは採用支援と人材育成支援の2本柱で行っていたのですが、6年前から学生支援事業も始めました。こちらは就職活動を行う学生さんに向けた就活支援のイベント実施や就活情報誌の発行が中心ですが、一人ひとりを丁寧にみるという姿勢は変わりません。

 

中小企業だから対応できる方法で、岡山で事業を行う中小企業様と、岡山での就職を考える学生さんの自然な出会いができる機会をつくる場を提供する役割も担っています。

そんな当社の座談会ですが、会社の特徴についての質問もあれば、質問してくれた学生さん自身の就職活動へのアドバイスなど、幅広い質問に答えさせていただきました。

コンサルティングの仕事は「聞くこと」と「提案すること」

参加してくれた学生さんの中には、営業希望やコンサルタント職に興味がある方たちもいました。その中でも、最初に出たのが「コンサルの仕事は具体的に何をしている?」というものでした。

 

岡山で20年以上、採用のコンサルティングを行っている代表の堀江からは、「コンサルとはお客さんの話を聞いて問題解決策を提案すること」との答えがありました。

オーディーエルでは、採用と教育は切っても切れない関係にあると考えています。そのため、コンサルティングにおいても採用と教育の両方を行わせていただいています。

堀江がお客様と話すときに注力しているのは、お客様が今何に困っているのかをいかに引き出すかなのだそうです。相手の話に耳を傾け、困りごとを正確に把握して初めて、こちらから提案をする。そうすることで相手が望むものをきちんと提供することができるんですね。

専門分野を勉強していなくても入社はできる?

オーディーエルの学生支援事業で運営している就活コミュニティ『ODL就活Café』 には、専門系の学部学科に所属している学生さんを初め、文学部や理学部など、幅広い職業につながっていく学部に所属している学生さんが登録してくれています。
就職先を選ぶうえでそれぞれに悩みがあるようですが、今回は企業が扱っている分野を専門的に勉強していなくても入社はできるのか?との質問をいただきました。

堀江からは「まったく関係ない!特別な技術がなくてもやりたいという気持ちが大事」と力強い回答がありました。これに関してはどの企業さんにおいても同じで、未経験であっても「やりたい!」「できるようになりたい!」という熱意がその後の成長を左右すると思っています。

企業は今の皆さんの知識・スキルよりも、今後の成長の可能性を見ています。興味はあるけれどしり込みしている分野がある人は、一度勇気を出してみてみるのもいいかと思いますよ。

失敗してクヨクヨしたときの対処法

就職活動で選考が進んでいく過程の中では、不合格の連絡をもらってしまったり、面接でうまく想いが伝えられなかったりと、落ち込む場面にも遭遇します。そんな時どうやって対処したらいいですか?という質問もありました。

堀江からは、「落ち込むのも選択である」「前向きな人と友達になる」の二つのアドバイスがありました。

オーディーエルの全ての商品・サービスの元になっている選択理論心理学の考え方では、『人は自分の考えや行動をすべて自分で決めている』と捉えます。すなわち、怒りや落ち込みといったネガティブな感情も、周囲の何かによってもたらされたものでなく、自らが選んでやっている行動と考えます。

なので、失敗してクヨクヨしているときも落ち込んで「しまった」のではなく、落ち込むことを「今は選んでいる」と客観視するようになります。

落ち込みを選んでいるときはとことん落ち込めばいいと私自身は思いますが、「いつまで落ち込むか」は区切りをつけていられたらいいですね。

つい落ち込むことを選んでしまっているというときは、声を出して笑ってみたり、自分が楽しくなることをしたり、行動ごと変えてしまうとスムーズに切り替えができますよ。

また、ついネガティブなことを考えがちな人は、前向きな考え方をする人の傍にいるのもいいでしょう。人は影響を与え合っているので、前向きな態度や発言をする人は、それだけ周りに良い影響を与えてくれます。

周囲の人の助けを借りて、上手く前向きな切り替えができるといいですね。

モチベーションとテンションの違い

また、同じく就職活動の過程で起こりやすいことについての質問で、「やる気の波が激しいのをどうコントロールしたらいい?」というものがありました。

 

説明会に行って将来のイメージが湧いてわくわくしたり、複数の履歴書の作成にうんざりしたり、そういった波もありますよね。

堀江からは、モチベーションとテンションがまずどう違うかというところからお話させていただきました。

 

皆さんは、モチベーションとテンションはどう違いがあると思いますか?

堀江曰く、テンションはやらなければならないという責任感から来るもので、上下することがあるもの。対してモチベーションは理想の状態を思い描いて、そこに向かって明確な目標と共に前向きな行動がとれるものであり、一度はっきりしたら落ちることがないものなのだそうです。

なので、就職活動中にやる気が落ちるというのは、テンションが下がっているとも考えられます。その時々で変動するテンションを常に一定に維持しておくのはとても大変です。

できれば、「何のために今頑張るのか?」「将来どういう風になりたいのか?」といったモチベーションにつながる理由を明確にしておけたらいいですね。

オーディーエルが運営しているODL就活Caféでは、登録してくれている学生さんにも個別相談時によくそういった話をします。就職活動は、良い会社に就職することがゴールではありません。その先にある長い人生の中で、どんなものを得ていきたいのか、どんな人生を歩みたいのかを思い描いたうえで、それを達成するために仕事を選んでいけるようサポートをしています。

学生さんの未来を一緒に考える仕事と、企業さんの今とこれからを支える仕事の両方を行えるのがオーディーエルの魅力です。これから説明会も始まっていきますので、自分がサポートする側に回ってみたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。

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  1. 2020年3月21日(土)10:00~12:00

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