更新が少し遅くなってしまいましたが、11月14日にステラボの第3回を開催しました!
前回の10月末のステラボでは、就活準備の第一歩とも言える「自己分析」をテーマにレクチャー・ワークを行いました。
(内容は以下の記事をチェック!)
その自己分析と並んで、大事なのが業界研究・企業研究。就活準備をしていると、皆さんも名前をよく聞くと思います。
一般的には、自己分析を終えた次のステップで行うものとされています。
今回のステラボでは、そんな業界研究と企業研究をテーマに学んでいきました!
内容を少しだけお届けします。
そもそも業界研究・企業研究って何!?
学生さんの中にも、「業界・企業研究の違いがあまり分かっていない」、「何となくは分かるけど、説明してと言われたら難しい…」という方は少なくないのではないでしょうか?
今回のテーマは「どうやって調べたらいい?基本から学ぶ業界・企業研究のやり方」ですので、しっかり基礎から学んでいきましょう!
業界研究
皆さんも「食品業界」や「ホテル業界」、「建設業界」、「広告業界」という言葉をよく耳にしますよね。
業界と言うのは、取り扱うサービスや事業によって分類わけされたものです。
例えば、「メーカー(製造業)」や「サービス業」だけだと括りがとても広いですが、メーカーの中の「食品業界」「非鉄金属業界」、サービス業の中の「ホテル業界」「冠婚葬祭業界」というように、業界によって区分わけされることで絞り込めますね。
そして業界研究とは、文字通り「業界について調べること」を指しますが、具体的には何をすることが業界研究と言えるのでしょうか?
まず一つ目は、「世の中にどんな業界があるのかを知ること」です。
これは特に、興味のある業界・企業が漠然としている人や、世の中にどんな仕事があるのかを知らない人は初めに取り組んで欲しいです!
数多くの業界を一つずつ詳しく見ていかなくてもいいんです。まずは業界の名前を知ることだけでも業界研究の第一歩です!
「でも何を使って調べたらいいの?」という方にお勧めしたいのは、マイナビが提供しているコンテンツ『業界研究大図鑑』
このページは、私たちの身の回りにある商品(スマホ、コンビニのおにぎり、ファッションなど)に、どういった業界がどのように関わっているのかが、相関図のようになっています。
身近なものから辿れるので興味も持ちやすく、相関図で表されているため理解もしやすいのでお勧めです!
そして、調べた中で興味のある業界があれば、メモなどにリストアップして、次のステップ「興味のある業界について掘り下げること」をしていきましょう。
欲しい情報は人それぞれかとは思いますが、最低限でも【業界の全体像(主要企業とそれらの関わり)】、【景気の動向】、【将来性・安定性】は調べておくことが大事です。
企業研究
企業研究も言葉の通りの意味ですが、やり方としては同じく、大きく2つのステップに分けることができます。
一つ目は「企業の情報を収集・整理して理解すること」です。
企業の情報とは、具体的に言うと以下のようなものです。
- 会社概要(設立年、従業員数、本社所在地 など)
- 事業内容
- 採用情報(募集職種、募集職種の仕事内容 など)
- 採用後の待遇(基本給、福利厚生、休日休暇 など)
これらの情報は、就職ナビサイトやその企業のホームページを見れば、大方の収集はできるのではないかと思います。
ただ、情報を「見る」だけでなく、ぜひノートなどに書き残してほしいと思います。今回のステラボでは、企業情報整理用のワークシートを配り、記入してもらいました。
紙媒体に書き残すメリットとしては、「書くことで頭に入りやすい」、「複数社書いて溜められれば比較がしやすい」、「後からすぐに見返すことができる」が挙げられます。
そして、企業研究二つ目のステップは、「自分の興味や適性と照らし合わせること」です。
皆さんが就職において優先したいことは何でしょうか?
「仕事内容」、「職種」、「勤務地」、「休日」、「会社の規模」など、人それぞれ着目ポイントは違ってくると思います。
自分の求めているものに優先順位を付けて、収集した企業情報を見て、照らし合わせて、改めて判断をしてもらいたいと思います。
何となくではなく、きちんと会社のことを調べてから動くと、より実りの多い就職活動になります。
とにかく実践!企業研究
今回は、面倒だと思われがちな企業研究を「とりあえずやってみよう!」ということで行いました。
そして、前述した通り、今回は特製の企業研究ワークシートを使用しました。
ODL就活CaféのLINE公式アカウントに登録してくださった方限定で、後日公開しようと思っていますので、ぜひ使ってみてください。
それでは、実際に企業研究に入って行きます!
まずは興味のある企業を1社ピックアップしよう
参加された学生さんは「きちんと企業研究をしたことはない」と話していたので、それぞれ調べたい企業を1社ピックアップしてもらいました。
決まれば、その企業の情報が掲載されている就職ナビサイトや、企業のホームページにある採用情報にアクセスしましょう。
企業情報や採用情報をノートやワークシートに書き写そう
ここが一番大変かもしれませんが、気を付けておいてほしいのは「あくまでも自分が見るためのものだということ」
一字一句完璧に、綺麗な字で書き写すことが目的ではありません。
自分が読めて理解できれば十分なので、ここに労力を割きすぎて企業研究が面倒になった…ということにならないように注意しましょう!
さて、ここまでできたら、次は2色のマーカーやペンを用意しておくと便利です。
『印象に残った点・良いなと思った点』と『疑問点・気になる点』に分けてラインを引いておく
ポジティブな点をまとめておくと、その企業の選考を受ける際に志望動機などが書きやすいでしょう。
反対に疑問に思う点は、そのまま疑問として残しておくのではなく、まずはネットや本を使って調べてみましょう。
出てこない場合は、会社見学、インターンシップ、OB・OG訪問、イベントなど、その企業の方と直接会える機会に進んで質問をして解決していきましょう。
ここまでできたら、前述した通り、自分の興味や適性と照らし合わせながら企業情報を見ていってもいきましょう。
そして、1社だけではなく複数社同じように作成して、それぞれを改めて見比べてみてください。
比較することで、企業の志望度・優先度などが決まり、絞っていけると思います!
行き詰まったら個別相談にお越しください!
ODL就活Caféでは個別相談も受け付けています。
業界研究・企業研究をやってみたけど分からなくなった方や、やり方を直接教えてほしい方などは、気軽にLINE公式アカウントからご連絡くださいね!
ステラボ次回予告
次回のテーマは「印象が良い学生の特徴って何?企業目線で見る響くポイント」です。
インターンシップなどで、企業の方と直接関わる機会が増えてきたのではないでしょうか?
「企業の人は、学生のどこを見てどう評価しているんだろう?」「良く見られるためにはどうしたらいいの?」という不安や疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にご参加ください。
日程
2019年11月27日(水)17:00~19:00
受付開始 16:30~
会場
ODL就活Café セミナールーム
テーマ
印象が良い学生の特徴って何?企業目線で見る響くポイント
参加費
無料
服装
私服
お申し込み
下記申し込みフォームよりお申し込みください。LINE登録学生の方は、LINEからの申し込みも可能です。