3月1日のナビサイトオープンまで残り半月となった、2月15日に株式会社山田車輌さんの座談会を開催しました!ODL就活Caféの座談会は今年で5年目で、山田車輌さんには1年目から欠かさずご参加いただいています。
実は私も就活生時代、山田車輌さんの座談会に参加した学生でした。とてもお話が興味深く、明日からも頑張ろうという力が湧き出てくるような、そんな山田社長に今回もお越しいただきました!
論理的思考を養う
今回の座談会は、結論から言うと学生が「参加して良かった!」と絶賛するような内容でした。山田車輌さんの会社のお話というよりも、これからの生き方についてのお話がメインで、「深いな~」「確かにそうだな~」と納得する言葉がたくさん出てきました。
例えば、「若い人に求めるものは何ですか?」という質問からの話題で、「思考をめぐらせてほしい」と山田さんは仰いました。
情報社会と呼ばれる今、世の中にはたくさんの情報が溢れています。だからこそ、情報を取捨選択する力が求められてきます。
テレビのニュース一つとっても、それが本当に正しい情報なのか疑問に思うこともよくありますよね。そんな時、思考をめぐらせて「なぜ?」を突き詰めて考えていくことで論理的思考が養われます。
そして、論理的思考が養われることで真実を自分の目で確かめることができるようになるのです。
山田さんは空き時間にはとにかく本を読んでいるそうで、学生さんにもぜひ本をたくさん読んでほしいとのことです。本はジャンルは何でも良いので、とにかく様々な言葉・考えに触れることが大切です。
特に、良書と呼ばれる古くから存在してなくなっていない本がオススメなんだそう。哲学書など、遥か昔から存在しているにも関わらず、現在にも変わることなく残っているような本は、読む価値があるそうです。
自分のブランディング
そんな山田社長が特にオススメしてくださった本が、『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』(田端信太郎 著/幻冬舎)です。プロサラリーマンを名乗り、リクルートやZOZOなどで活躍してきた田端氏の本です。
この本のお話をしながら、自分のことを知り、自分のやりたいことを知り、自分の強みを知ることで、自分をブランド化する(唯一無二の人材になる)ことについて山田社長はお話ししてくださいました。
自分の得意なことを知って突き詰めると、「勝ち馬に乗る」という言葉があるように他の人から声をかけられたり頼られたりすることが増えていきます。そんな強みをピポットを繰り返して、できる領域を増やすことで何百人、何千人に一人の人材になることができます。
最近はSNSが発展しているので、自分自身をブランディングして発信している人も多いですよね。自分の強みを理解して発信する力は就活で絶対に役立つと思います。
座談会中、「面接で印象が良い人は?」という質問があったのですが、山田さんは「良い人を採用するのではなく、会社の雰囲気に合うか、ビジョンに合うか、といった面接以外で見ることが多い」とした上で、「会社を理解して正しく突っ込める人」と回答されました。
会社を理解し、「私だったらこうします」と良い意味で「ディスる」ことができる人は一目置くそうです。自分のことを知ってプレゼンするようなものですね。
そのヒントがこの『ブランド人になれ!』の本に書かれているそうです。参加学生からも「ブランド人になれ、という本は絶対読みます!」という声が挙がっていました。
限界を知ることで限界を越える
山田さんの趣味やマイブームは、筋トレや身体を動かすことだそうです。毎年マラソンや100キロウォークなどの大会にも積極的に出場されています。なぜそこまで自分を鍛えていらっしゃるのかについても伺いました。
山田車輌さんは、会社のビジョンがどうありたいかという航海図のようなもの(ビジョンマップ)作成し、そのビジョン実現に向けて新たな取り組みにも挑戦されています。(このビジョンマップは学生さん一人ひとりにも持っておいてほしいそうです)
主要取引先は東南アジアですが、今度は初めてアフリカに行かれるそうです。新しい挑戦にも積極的に取り組んでいらっしゃる、そんな山田社長の原動力は「使命感」なんだそうです。
お話を聞いている私たちから見ると、非常に楽しそうにお話をしてくださるのですが、「楽しそうに働いているのも実は使命感から来ている」と言われており、驚きました。
使命感で動いているとどうしてもプレッシャーを感じることもあると思います。そんな時、山田さんは「精神的プレッシャーを忘れるために身体的プレッシャーをかける」んだそうです。
マラソンや100キロウォークはきちんと練習しないと完走するのは難しいです。山田さんも最初はリタイアして悔しい思いをしたそう。自分の限界を知り、それを越えるために次は練習に励み、無事完走することができたそうです。
私はマラソンも100キロウォークも馴染みがないので、あまりできる気は正直ないのですが山田さんのお話を聞いていると、やってみたいなという思いがわき上がるのを感じて驚きました。山田社長曰く、初心者には100キロウォークよりマラソンの方が時間が短いのでオススメだそうですよ。
参加学生の感想
- 山田社長のお話を伺って、自分の中の思い込みでハードルを上げてしまうと“もったいないな”と思いました。「無理なこと、無理そうなこともやってみたら…」という言葉を胸にもっともっと経験できることを見つけて積極的に動こうと思いました。
- 「会社はいい人を欲していない」という真理をついたお話も聞けて、自分が本当に行きたい企業があるなら、その企業のことを深く掘り下げて、自分がそこでどう貢献するのか明確に意見を言えるようにしたいと思いました。
株式会社山田車輌 関連リンク
▼マイナビ2020
▼オカジョブ2020
▼ODL就活Café 株式会社山田車輌さんのページ
山田車輌さんは残り2回、座談会を予定しています。