良い状況は自分から呼び込む!玉野土建座談会(第二回)

こちらも日が空いてしまいましたが、学生と企業の緩やか座談会のラストを務めた玉野土建さんの回のレポートをお送りします!

前回の記事も合わせて読んで頂けると嬉しいです。玉野土建の代表である磯野社長が、会社の未来と業界について熱く語っています。

建設業の古いイメージを払拭し、新しい時代を創っていく。玉野土建座談会(第一回)

『土建』と付くけれど…

玉野土建さんは玉野市にある創業102年を迎えた企業で、土木・建築を生業とされています。

土木では、機械の基礎工事や雨漏りの修繕と言った工場のメンテナンス。建築では、公共工事として体育館、学校、マンション・アパート、レクリエセンターなどの工事をされています。

規模の大きな仕事ばかりのイメージですが、玉野土建さんは『仕事の大小に関わらず、どんなこともお受けすること』を大切にしています。

お客様から「庭の木を切ってほしい」「窓の建て付けが悪いから直してほしい」などの依頼にもお応えしているそうです。「『溝掃除からビルディングまで』を掲げているんです」と磯野社長は笑顔でおっしゃっていました。

この姿勢が、お客様との信頼関係を築いてきたのだと感じました。

▲【玉野土建さんが施工した工場】

また、磯野社長は、「社名の『土建』で勘違いされる方が多いんです。」と話し始めました。「力仕事や肉体労働のイメージを抱いている人がいますが、玉野土建の仕事はそうではありません」

確かに、私も最初に社名だけを聞いた時は、生活の中で目にしていた、工事現場の高所で業務にあたる方や、柱に釘を打つ大工さんのようなお仕事を想像しました。

「実は玉野土建の仕事は、大工さんや鉄筋屋さんなどを呼び、【工事の指示をすること】なんです。」「力が必要な仕事というよりは、頭を使う仕事です。そう言ったことを、若い人にもっと知ってもらいたい!」と磯野社長。

つまり、優れた技術を持った方々とお仕事をするので、指示をする側に多くの知識が求められることになります。

だからこそ、勉強をして、資格を取得し、どんどん自分の知識を身に付けていきたい!という前向きな人に向いていると言えるかもしれません。

玉野土建さんの施工管理職は、建築や土木分野以外の方も受け入れる体制を整えています。AIに取って代わられない、手に職が付けられるお仕事ですので、興味のある方はぜひチャレンジしてもらいたいと思いました。

能動的に動くことの重要性

質問タイムの中で、学生さんから「社内の雰囲気」について質問がありました。それを受けて磯野社長は、「風通しは良いです!」と言った後に、「でも…」と続けました。

「窓を開けないと風は吹いてきません」「他の誰かが窓を開けてくれるのを待っているようでは、だめなんです」

風通しは良くても、自分から何もせずただ黙っているだけでは、周囲の人と良い関係を築いたり、良い状況が舞い込んできたりすることはありません。

磯野社長は、「自分から、相手にしっかり開示していく姿勢をもっていてほしいと思います」と話しました。誰かがしてくれるのを待つのではなく自分から積極的に動いて、良い状況を呼び起こしていきたいですね!

就活においても、社会人生活においても大事な話が多く聞けた座談会でした。楽しい時間をありがとうございました!


2月から続いてきた学生と企業の緩やか座談会も、今回の玉野土建さんで最終回でした。多くの学生さんのご参加を感謝申し上げます!

玉野土建株式会社 関連リンク

▼オカジョブ2020

玉野土建株式会社の企業情報 – オカジョブ2020

▼ODL就活Café 玉野土建株式会社さんのページ

玉野土建株式会社の紹介ページ – ODL就活Café

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