就活生にとってなくてはならない存在、インターンシップ(以下:インターン)。年々受け入れ企業・参加学生の数が増えています。ODLも2017年よりインターンをスタートし、今回が2年目となります。
今回のブログでは、そんなインターンのうち、先日終了した「学生企画運営体験コース」についてのご報告と、最近のインターンについて思うことを書いてみます。
学生企画運営体験コースで取り組んだこと
毎年夏休み頃(8~9月)と春休み頃(2~4月)にインターンを開催していたのですが、今回初めて冬のインターンを行いました。
開催の経緯としては、1月19日に行った仕事説明会というイベントに携わってもらいたかったから。ODLのイベントとしては比較的大規模なイベントかつ初めての試み。学生目線の意見ももらいながらより良いイベントにできるよう、企画・運営に関わるインターンを開催しました。
今回は、3名の学生さんに参加してもらいました。4日間という短期間ではありましたが、広報や準備にしっかり携わってくれ、当日も自分たちで考えて行動してくれて、本当に助かりました(涙)
みんな素直で真面目で前向きに積極的に取り組んでくれたので、それぞれの良さが就活でも発揮できればいいなあと思いました。
ちなみにインターン生からは、「他のインターン生やODLスタッフと仲良くなれて嬉しかった」「イベント企画の裏側を知れておもしろかった」「集客の難しさを知った」などの感想をいただきました。
最終日にはそれぞれの振り返りの後、スタッフからメッセージを贈らせていただきました。就活の励みになれば嬉しいなと思います。
インターン担当として感じたこと
個人的な話ですが、今回初めてインターンの担当になりました。学生さんにとってどんなプログラムにすると勉強になるのだろうか、期間はこのくらいで良いのだろうか、本当に勉強になっているのか、などなど不安なことも多々ありました。
もちろん振り返ってみて反省点や改善点はありますが、学生のみなさんに「参加して良かった」と思っていただけたようで、それが何より嬉しかったです。
また、インターン担当の業務内容の多さにとても驚きました。募集をかけるまでの準備(チラシ作成やホームページへの掲載、大学への連絡など)、プログラムの企画、当日の司会などなど…。
学生さんにとってはあまり関係のない話ですが、インターンの受け入れをされる企業さん、担当者さんは通常業務と並行してインターンに取り組まれているのは事実です。
企業さんはお忙しい中でインターンをされている、ということを念頭に入れてインターンに参加していただければ嬉しいです。
自分の参加したインターンを振り返ってみて
ちなみに私は大学生の時、三つインターンに参加しました。なぜか一般企業に行くことはなく、NPO法人などに参加しました。
その時の様子は後日ブログにアップしようと思っていますが、当時を振り返ると「嫌なインターン生」だったなあと反省することが多いです。
なかなかメールの返信を返さなかったり、遅刻したり…先ほども書きましたがインターン担当の方は貴重な時間を割いて自分に接してくださっているわけで、もっと積極的に参加するべきだったなあと思っています。
今インターン生に戻れるとしたら、「挨拶」「即返信」「時間厳守」「積極性」の四つは厳守したいと思います。基本的なことですが、これを読んでいる方もぜひ実践してみてください。インターンだけではなく、説明会や選考でも大切な基本の心構えです。
インターン=採用目的?
そんなインターンですが、近年は正直採用目的の企業が増えています。ODL就活Caféに個別相談に来ている学生に話を聞くと、「インターンに参加したことで、限定の選考に参加することになった」という声をよく聞きます。
「インターン生限定」という言葉は、言い方は悪いですけど「ずるい」ですよね。私も「限定」という言葉がちらつくと、つい受けてしまうと思います。
一方で、学生さんの中には採用されたいという想いでインターンに参加しているとは限りません。業界研究目的で参加したけど結局志望度が上がらないまま選考に進んでしまった、という話も珍しくはありません。
本当に受けたいと思う企業さんは受ければいいと思いますが、インターンに参加した上で志望度が上がらないのであれば「限定だから」と受ける必要はないように私は思います。そしてその時間は他の企業探しなど、もっと有効的に使えるはずです!
インターンの良さは「この業界がおもしろそう」「この仕事は向いていない」など何かしらの気付きを得ることができることだと思います。それだけでもインターンに参加する意義はありますので、特にこれから就活準備を始める1・2年生の方たちは積極的に活用してほしいですね。
インターン以外でも企業と会える場所はある
インターンでは、その企業の人たちに会えること、その企業の雰囲気を知れることがとても魅力的だと思います。一方で、拘束時間が長かったり人気企業にはそもそも参加ができなかったりと不便なこともあると思います。
インターンシップ以外でも、企業の人たちに会える場所はたくさんあります。合同説明会やガイダンス、就職セミナーなどです。ODL就活Caféでも、2月6日より学生と企業の緩やか座談会が始まりました。
座談会は採用目的ではありません。説明会でも選考会でもありません。だからこそ、本音で企業さんと話す練習になるし、会社・業界研究として活用することができます。
興味の有無に関わらず積極的に参加することで、2月のうちに企業や方向性を決める手助けとなるはずです。ぜひぜひ積極的にお申し込みください。