選考に行けなくなったら【就活コラム(第9回)】

まず初めに、今回の豪雨災害において被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

幸いODL並びにスタッフは全員無事でした。これから猛暑日が続くとの予報も出ていますので、一刻も早く被災された方々が普段の生活に戻れますようにと願っております。

緊急の連絡は必ず電話で

さて、今回の災害を受け、弊社の周りでも学生さんに確認を取り、予定していた選考を延期した企業様が複数ありました。今回のような事態は極めてまれですが、それ以外にも直前になって予定していた選考に参加できない、あるいは遅れてしまうというケースがあります。

例えば急な体調不良や、弔事、交通機関の遅れ、会場までの道に迷ってしまったなどです。その時に必ず学生の皆さんに行ってほしいのは、分かった時点で企業に電話で連絡をすることです。ナビサイトには必ず企業の連絡先が掲載されています。

出欠確認などのメールの末尾に記載されている署名にも電話番号が載っているでしょう。必ずメールではなく、電話で連絡をしてください。

なぜかというと、当日の開催直前では特に採用担当者がメールを確認できる場にいないことがほとんどだからです。電話であれば、例えその場に採用担当者がいなくても、電話を受けた方が選考や説明会現場に伝えてくれます。

その際は「●●(学校)の●●(名前)と申します」と名乗ってから、「本日●時からの選考会に参加する予定なのですが、こんな理由で行けなくなりました」と伝えてください。

お詫びと必要があれば今後どうするかもそこで確認することも忘れずに行ってくださいね。担当者がその場にいない場合は、今後については別途連絡になることもあります。

説明会に不参加でもキャンセル手続き・連絡をして

また、面接や試験などが伴う選考においては、選考過程が進むにつれ学生さんが無断で欠席するということはほぼなくなっていくのですが、説明会においては、連絡なしで来られない方もいらっしゃいます。そういった時は人数分の準備をして待っている企業は、実はとても悲しく、残念な気持ちになっています。

もちろん参加するかしないかは学生さん本人の判断なので、「やっぱりやめておこう」と思ったのであれば致し方ありません。ただ、『相手のことを考えて動くのも社会人に必要な考え方』だということをぜひ知っておいてほしいなと思います。

参加の意思がなくなったり、参加できない事態になった際には、操作ができるようであればナビ上でキャンセルをし、できないのであればメールでも構わないので、分かった時点で不参加の旨を連絡してもらえたらと思います。

参加意思があるのに参加できない、遅れそうという場合は、冒頭のように電話ですぐに連絡をしてくださいね。

これから社会人になるみなさんにとっては、就職活動自体が社会人準備になることと思います。ぜひ今から信頼される人になるために、『連絡をきちんとする』ことを心がけてもらえたらと思います。

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