11月23日(木)から26日(日)にわたって、今期i-Canvasの第1回目が開催されました。通算5回目の開催です。今回はそんなi-Canvasについてお届けします。
i-Canvasは3日間という長い時間をかけて、就職活動や人生において大切にしたいこと、自分が本当に求めていることなどを考え深堀りし、自分の「軸」を固めていくという研修イベントです。
今回は4名という少人数での開催となりましたが、全員「就活ってどうしたらいいのか分からない」という悩みを抱えていて、それを解決しようと前向きに参加を決めてくれました。
ベースに選択理論心理学を取り入れています
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、i-Canvasは「選択理論心理学」という学問をベースに企画されています。選択理論心理学とは、アメリカのグラッサー博士が提唱した最先端の心理学のこと。ODL就活Caféスタッフも研修を受けて学んでいる学問です。
1日目(11月23日)
初日はそんな選択理論心理学を基礎から学び、人間の心のメカニズム、そして自分の欲求の強弱などを知りました。レクチャー(座学)だけではなく、ゲームなどを交えながら、頭や身体を動かして楽しく学んでいきました。
2日目(11月25日)
平日1日を挟んで開催された2日目はディスカッションから始まり、1日目の続きとして選択理論心理学を学びました。選択理論心理学の用語で「上質世界」という言葉があるのですが、それは私たちそれぞれが大切にしている物事の集合体のこと。
ペアディスカッションでお互いの上質世界を語り合うと、学生さんたちからは笑顔がたくさんこぼれていました。自分の好きなこと、理想像を話すと自然に笑みがこぼれるんです。
そして後半は、業界や職業、勤務地域などしっかりと就活の基軸を固めていきます。そして自分の強みや持ち味を整理し、これらを模造紙に各自まとめてもらいました。
3日目(11月26日)
3日目は、2日目にまとめた内容を全員の前でプレゼンしました。なんと今回は、話し方教室などを開催されている外部の先生にお越しいただき、学生さん一人ひとりに対してプレゼンのフィードバックをいただきました!
プレゼンを終えた学生さんからはこんな感想をいただきました。
- やる前は緊張したし不安も抱いていたけど、自信を持って自分の想いを伝えられた
- 聞き手に向けて何かを伝える際には話のテンポに気をつけないといけないと感じた
就活では面接やディスカッション、プレゼンなど人前で話す機会が必ずあるので、今回の経験を通じて早めの対策ができることを期待しています。
参加学生からの感想
さて、3日間という長丁場でしたが、参加者の学生さんは最後まで全力で頑張ってくれていました!こんなに長い時間をかけて自分と向き合う機会はなかなかないと思うので大変だったと思います。
学生さんからはそれぞれ次のような嬉しい感想をいただきました。
- 自分は長所が少ない方だと思っていたので、短所も見方を変えると長所に変えることが心に残った
- 普段体験することができない、自分の人生や働き方を見つめることができて、就活に対する気持ちが前向きになった
- 今までどうしたいのか、何をすべきなのかがよく分からなかったが、今回参加することで今後何をしたらいいのか明確にできた
- 就職することがゴールではなく、人生の目的を持って自分の中にあるものをしっかりと見つめて就活をしていくことが必要だということが印象に残った
みなさん本当にお疲れ様でした!i-Canvasに参加し、これから進む方向が少しずつ見えてきたと思います。しかし、それをうけて、新たに生まれる悩みや不安があるはずです。ODL就活Caféでは、引き続きそんな学生さんたちの支援を行っていきます!
i-Canvasは2018年にもう一回開催予定です。2018年を就活準備で始めたい方、お待ちしています。