学生と企業の緩やか座談会、1月からどんどん始まっています!
1月15~23日の9日間のうち、何と既に4回も開催しました。
今回は、初参加の企業さんの座談会の様子をお届けします!
初参加!ゲストは税理士法人 久遠さん
本日お越し頂いたのは、岡山県内でトップ規模の税理士法人である久遠さん。
来てくださったのは、税理士法人久遠の採用担当かつ、株式会社チアーズジャパンの代表取締役である平島さん。
平島さんには、昨年開催した仕事説明会にもゲストとしてご参加頂きました。
▲2019年12月7日開催『仕事説明会』の様子
……
ここで「突然名前が出てきた株式会社チアーズジャパンって何…?」という疑問を抱く方もいらっしゃると思います。
実は、税理士法人久遠という会社の中には様々なグループ会社が存在し、株式会社チアーズジャパンもその内の一社なのです。
「税理士法人久遠」と「株式会社チアーズジャパン」の違いは、次に説明をしていきます!
税理士法人 久遠について
まず、先ほどの2社の違いを説明する前に、平島さんがお話ししてくださった会社概要を振り返ります。
久遠さんは、岡山県内に4つの支社を持つ税理士法人です。
県内で税理士業務を行っている会社の中でも比較的大きな規模で、現在法人のお客様は1,000社強、個人のお客様は1,500名にものぼるそうです。
また、グループ全体で社員数は70名ほど。豊富な人財と培ってきた知識・ノウハウの多さが強みだと、平島さんは語ります。
そして、久遠さんの業務は大きく二つに分けられます。
うち一つは、「税務会計」
これは、税務申告や各書類の作成、税金に関するアドバイスや相談などの業務のことです。
そしてもう一つは、「経営支援」
岡山県内の中小企業を中心に、経営に関する課題を解決・目標を叶えるためのサポートをしています。
ここで最初に出た2社の違いに戻りますが、実は前者の「税務会計」は税理士法人久遠が、後者の「経営支援」は株式会社チアーズジャパンが行っているのです。
税理士法人という形態では行える業務に範囲の制限があります。また、株式会社の形態では、税務を行うことはできません。
こうした理由で、平島さんはもちろん他の社員さんも、税理士法人久遠の一員であり、株式会社チアーズジャパンの一員でもあるのです。
久遠の『経営支援』の強み
会社概要の話のあとは、いよいよメインの質問座談会!
学生さんからの「経営支援って具体的にどんな方法で行っているんですか?」という質問に、平島さんは手順を踏まえてお話をしてくださいました。
経営支援の業務としては、主に「経営会議」というものをお客様と行っているそう。
経営会議とは、
- お客様の会社の経営者の方から経営上の悩みをヒアリングする
- 会社の現状を整理し、経営上の課題を洗い出す
- 課題の解決に向けた目標を立てる
- 目標をクリアするための「やること」を計画・決定する
- 毎月1回行う会議で、4で決定したことの進捗を確認する
上記のような流れで、行っているそうです。
この経営会議を久遠さんの社員さんがお客様の会社へ出向き、主催で開いて進行をしたり、アドバイスをしたりしています。
「かっこよく言うと、経営コンサルティングです」と笑って話す平島さん。
しかし、一般的な経営コンサルタントとは違う大きな強みがあります。
それは、「お客様の会社全体の数字を把握していることにより、データに基づいた的確なアドバイスができること」
これは、税理士法人として、お客様企業の月次決算などの資料作成を行っているからこその強みですね。
育児休暇は女性だけでなく…?
学生と企業の緩やか座談会は、「聞きにくい話題も聞けること」が魅力の一つ。
学生さんからは「育児休暇の取得の推進とありますが、実績は…?」という質問がありました。
平島さんは、「女性社員の育児休暇実績は多く、現在も育休中の社員がいます」
そして続けて「男性社員も、実は今年初めて育休取得者が出ました」とお話しされていました。
男性社員の育児休暇取得は、近年話題に挙がるものの、まだまだマイナスな意見があるなど、浸透しているとは言い難い世の中。
久遠さんはその一歩を踏み出されているということで、そのお話を聞けて嬉しく感じました。
AIに取って代わられていく業界?
最後に平島さんがお話ししてくださったのは、この業界の動向と、自社のこれからについて。
AIが急速に発展している今、この仕事はそう遠くない未来、AIに取って代わられ消えていくと言われています。
しかし、むしろ久遠さんでは積極的にAIやロボットを業務に導入して「取って代わってもらっている」そうです。
そうして仕事を減らす代わりに、「人にしかできない創造的な仕事」に力を入れています。
先述した経営支援の業務は、まさしく人にしかできない仕事!
また、近年は人口減少からの働き手不足も深刻な問題です。
特に中小企業では、会社に欠かせない経理業務を行う社員が不足していたり、他の業務によって手が回っていなかったり…という現状があります。
そこで、久遠さんは自社で積極的に取り入れたAIやロボットを使って経理の代行をしたりと、様々な方面に新たな活躍の幅を広げています。
目まぐるしく私たちを取り巻く状況が変わる現代ですが、新たな環境や技術に目を向け、お客様のニーズをいち早く掴み、柔軟に対応していくことが生き残る企業の秘訣なのだと感じました。
税理士法人と聞いて、専門的な難しい話を想像する方も少なくないかもしれませんが、平島さんのお話は業界の知識が全く無くてもとても聞きやすく理解しやすいと感じました。
そんな久遠さんの座談会は残り2回、ぜひご参加くださいね!それでは、次回をお楽しみに!
税理士法人久遠 関連リンク
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